2024年2月19日、東亜グラウト工業の社員は再び女子聖学院中学校を訪れ、出張授業を行いました。
昨年12月に『前澤工業株式会社』『株式会社フソウ』と協働で授業を行ったところ、『もう一方のクラスにも是非!』と、ご担当の小宮先生よりリクエストをいただきました。
昨年12月の出張授業の様子はこちら(朝日新聞SDGs ACTION!)
今回出張授業を行った1年2組は、クラスメイト同士で声の掛け合いが頻繁に見られるほど仲が良く、明るい印象のクラスでした。
気さくな生徒さんたちのおかげで、私たち社員の緊張がほぐれ、和やかに授業を進めることが出来ました。
授業を無事に終え、その様子と、生徒のみなさん、小宮先生よりいただいた感想をご紹介させていただきます。
授業の様子
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みんなでスクリーンに近寄って、自分たちの生活に欠かせない
水や水循環の話から授業スタート。 -
東亜グラウト工業の技術について
難しい内容も社員と仲良くなりながら、聞いてくれました。 -
今度は日本からかわり、海外の水事情について。国が違うと、水の常識が大きく変わることを知り、驚きながら内容を聞いていました。
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普段の授業内容と、当社の紹介した内容をその場でリンクさせ、生徒の皆さんの興味を引くようにお話されていたのは、さすが先生でした!
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硬化したライナーに乗って、その強さを体感していただきました。
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生徒のみなさんは大変熱心に耳を傾けてくださいました。
授業後のアンケート結果
①今回の授業全体を通していかがでしたか?
②授業内容について
②どの技術について興味をもちましたか(複数回答可)回答数17件
●写真をクリックすると、上記各工法の紹介動画をご覧いただけます
生徒のみなさんからのご感想
授業を受けた感想を自由に書いてください
- ◎シンガポールの水の主が下水(処理水)だったことが印象的でした。
- ◎初めてこの仕事の話を聞いてこういう仕事をするんだなぁ! と思いました
- ◎色々やってるなぁ。
- ◎塩と水でできたアイスシャーベットを使って汚れを落とすのはすごいなと思った。
- ◎水道管など、もうとても古くなっていて交換しないといけないのは初めて知ることが出来ました。
- ◎管内洗浄をする際にも私たちに害がないようにしていてすごかった。
- ◎普段地理の授業では水、SDGsのことを考えることはなかったのですが、今日の学習を通して改めて考える機会にもなりましたし、興味を持ちました! 光硬化工法は本当に凄いなと思いました!人が乗っても潰れないぐらい頑丈だったことも驚きました!
- ◎水について、努力して技術を開発している人がいて、すごいと思いました。また、自分の環境についての知識を深めたいと思いました。
- ◎アイスシャーベットにとても興味が湧きました。どうやって作っているのかが気になります。
講師へのメッセージがあれば、自由に書いてください
- ◎また来て欲しいです。とても分かりやすかったです!
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◎ゆっくり説明できていてききとりやすかったし、勉強になったことが沢山ありました。
今日は私たちのために貴重な時間をありがとうございました! 講師の皆さんはとても優しく、わかりやすく説明してくれていたのでとても知識が増えましたし、楽しかったです! そして、私も普段当たり前に使っている水が恵まれていることだとわかり大切にありがたくこれからは使っていきたいと思います!
- ◎ありがとうございました!
- ◎面白かったし楽しかったのでまた来て欲しいです!
- ◎スライドでわかりやすく水について発表してくれてありがとうございました。水についての課題や現状がよく分かりました。
- ◎アステラと言う漏水探知機は、わずかな漏水があったら見つける事ができるのかな? アイスの管洗浄で綺麗にするのはどのくらいかかるのかな? と思いました。
- ◎初めて聞く話や、びっくりする事から、作り方が面白いなと思える時間でした。貴重な時間ありがとうございました
小宮先生からのご感想
授業内容についてご意見、ご感想があれば教えてください
とても賑やかなクラスであるが、今回は興味深く、集中して臨んでいました。
トピックを決めて専門的な話を聞いてほしいという狙いが実現し、また企業の方から話を聞くことによって視野が広がることを実感しました。
東亜グラウト工業の皆様は子どもの視野に立って生徒たちと対話してくださり、好感を持てました。
12月にも朝日新聞社と当社を含めて、3社の共同授業(1回目)を行いました。
その際の生徒の皆様の反応はいかがでしたか
12月に授業を行ったクラスのときも、複数企業の話を聞くことで、視野の広がりは大きかったと感じます。
授業後も有意義な時間だったと声が聞こえ、保護者からも感謝の声が届きました。
反面、前回の授業の生徒からは「先生にも喋ってほしかった」という声がありました。しかし結果的に、今回の授業では、私と東亜グラウト工業さんでバランスが取れた構成となり、協働することが出来たと思います。
また12月と2月の両授業ともに、直接質問や対話をしている生徒が多かったことは、私にとって最良の喜びでした。
最後にコメントをお願いいたします
今回の授業では楽しく、且つ集中した生徒たちの様子を見ることができ、とても嬉しい限りでした。
学校教育は、教員も生徒も外の世界から遮断されやすい状況でもあるため、こういった特別授業によって、キャリア教育にフォーカスし、視野を広げる授業を実践することを普段より心がけています。ぜひ様々な企業の方にお越しいただきたいと思いますが、東亜グラウト工業のみなさまには引き続きお世話になりたいと思っています。
創立当初は、独自のグラウト工法で「地盤改良分野」を中心に国土建設の一翼を担いました。
その後、社会資本整備の変遷に呼応する形で、時代のニーズに適応する技術を磨き上げ、また時には獲得することで業容拡大を図り、現在では「地盤改良事業」「防災事業」「管路事業」の3つの柱を築くに至っています。