斜面防災事業
雪崩予防対策
スノーネット
概 要
雪崩の危険性をなくす、あるいは最小限に食い止めるための雪崩予防柵です。
ネット構造であるため雪圧に対して柔軟に対応でき、部材の軽量化を実現しています。また、遠方から目立たず、景観にも配慮した工法です。
用 途
- 雪崩予防による道路や民家などの防護
- 景観の保全が必要な場所での雪崩対策
- 落石防護も必要な場所での雪崩対策(~ 500kJ)
特 徴
- 積雪深約5.0mまで対応できます。(斜面・積雪条件により異なります)
- 雪崩予防と同時に最大500kJまでの落石エネルギーにも対応可能です。
- 雪圧観測結果に基づいて設計手法を確立しています。
- 起伏のある地形にも柔軟に対応できる構造を有しています。
- 自然斜面上へ設置を基本とするため、斜面の掘削、コンクリートが不要であり、使用機械が軽量で施工性に優れており、短期間での施工が可能です。
- 透過性に優れ、設置箇所周辺の景観や自然環境への影響を小さくできます。
落石衝突実験(500kJ)