防食
クリスタルライニング工法
概 要
防食性を有する無溶剤型エポキシ樹脂モルタルをコンクリート構造物に塗布し、止水(接着補強型止水工)、防食(塗布型ライニング工) 、補強(補強ライニング工)、マンホールの耐震補強を行う、機械を使用しない人力施工による工法です。
それぞれ目的別に下地処理方法や積層過程に多少の違いはありますが、いずれも水中でも接着して硬化する性質を持っているクリスタルライニング材を使用する工法です。
用 途
- 下水道施設(処理場、管きょ、人孔等)の止水・防食・補強
- マンホールの耐震補強
- 食品工場の壁や床の防食
- 飲料水施設(貯水槽など)の塗装修繕
- 鉄筋コンクリートの劣化防止
- コンクリートの補強材としての使用
- その他、土木・建築全般
特 徴
- 水中・湿潤施工が可能です(水の流れがない状態に限る)。
- 施工時間が1日3時間に制限される困難な現場でも性能を発揮します。
- 優れた接着力により、いかなる止水・防水も可能です。
- 耐酸性・耐アルカリ性、耐久性、塩害対策に優れています。
- 外水圧0.2MPa・内水圧0.6MPa以上に耐えるため、完全止水および防水が可能です。
- ガラスクロスまたは炭素繊維を組み合わせることで引張り強度を上げることが可能です。